2011年8月18日木曜日

調査会社のNielsenがスマートフォンに関する実測ベースの調査結果を発表

本日、調査会社の Nielsen よりスマートフォンの利用に関する面白い調査結果が発表されました。

Nielsenのブログ「Nielsen Wire」によると Nielsen Smartphone Analytics と呼ばれるこの調査は、iOS と Android が搭載された計測対象のスマートフォンに対して、計測用のソフト(on-device meter)をインストールしてそのソフトが収集するログを分析するもののようです。つまり、アンケートのようにパネルの記憶ベースではなく、実測ベースで利用実態を知ることができる調査と言えます。

その調査結果が紹介されていました。(あくまで米国での調査結果です。)

まずは、Android ユーザーのアプリとウェブの利用時間とその割合です。

Android-ODM-apps-vs-web

Android ユーザーはアプリとウェブを平均一日に56分利用しているそうです。そしてその割合はアプリが67%、ウェブが33%と、時間でみるとアプリの方がウェブの2倍使われています。

そしてさらに興味深いのがこちら。

Android-ODM-apps-distribution-August-17

アンドロイドマーケットには既に25万以上のアプリが存在するにもかかわらず、上位50位以内のアプリだけで利用時間の61%を占めています。つまり、残りの39%の時間を249,950以上のアプリが奪い合っている状況なのです。

面白いですね。

ちなみにこのレポートに関しては9月にWebinar(ウェブで参加できるセミナー)が実施されるそうです。英語でのセミナーになりますが、こちらも楽しみですね。

Webinarの申し込みはこちらからできるようです。

All About Android: Insights from Nielsen’s Smartphone Meters

ご興味のある方はぜひ登録されてみてはいかがでしょうか。(私は関連会社の社員ではありますが、このセミナーには参加したいなぁ)

関連情報