2010年12月23日木曜日

新しい年を迎える前にあなたが向かい合うべき7つの質問


いよいよ年の瀬も押し詰まってまいりましたね。
新しい年を迎えるためには、まず今年のうちに今年の反省をしっかりとしておくということも大切です。

今年一年の振り返りと、来年の目標設定について、役に立ちそうな記事があったので紹介したいと思います。
ソースは「7 Important Questions To Ask Yourself Before The Year Ends」という記事です。ざっくりと訳してみました。


新しい年を迎える前にあなたが向かい合うべき7つの質問

質問 1. 1から10の10段階で評価すると、2010年のあなたの満足度はいくつになりますか?

 10を最高、1を最低として、あなた今年の満足度を評価してみてください。興味深いことに、この数値はあなたに多くの気づきを与えるでしょう。

質問 2. そのような評価にした理由は何ですか?

 質問1でそのような評価をしたのは何故ですか?評価した数値そのものよりむしろ、自分の評価の根拠となる理由を理解することのほうが大切です。たとえば10段階中の「3」を付けたとしたら、なぜ「3」だったのでしょう?仕事が忙しいことにかまけて人付き合いや健康管理をを怠っていたことが原因ですか?もしくは目標を達成するための取り組みができていなかったのでしょうか?自分の評価の理由をぜひ書き出してみてください。

質問 3. 今年を振り返ってみて、あなたは何を達成できましたか?

 自分自身で頑張ったと思えることは何でしょう?仕事の成果、キャリア、対人関係、健康管理、なんでも結構です。
 人によってはこの質問に答えるのは難しい場合もあるでしょう。特に変化のない日々を送っている人には厄介な質問だったりします。ですが、それでもこの質問は非常に重要です。なぜならこの質問に答えることで、自分がどのように時間を使っていたのかを冷静に、かつ詳細に理解することができるからです。いい時間の使い方ができていたでしょうか?自分の時間を「第2領域」のタスクに割り当てられていましたか?これらを理解することは、重要でないことで時間を浪費するのを避け、大切なことにフォーカスするのに役立ちます。
(この記事の筆者は、最初この質問に自分自身で答えてみた時に、自分が達成したと思っていたことは自分の雇用主にとっての達成であり、自分自身にとっての達成は何一つなかったということに気付いたのだそうです。「It gave me a wake up call」らしいです。)
 ※第2領域・・・茂木さんの好きなStephen Covey著「7つの習慣」に出てくる時間管理表より。行動を緊急度と重要度の軸で4区分(第1領域~第2領域)で分ける。第2領域は「緊急じゃないけど重要なタスク」。(確かそんな感じ。記憶ベースで書いてるから、間違ってたらご指摘ください。)

質問 4. 今年の教訓は何ですか?

 今年起きたいろいろな出来事を振り返って、あなたにとって教訓になったことは何ですか?
 人生は日々様々な出来事の連続であり、どのような出来事でもそこから学べることはあります。私たちはそれらを見過ごすこともできますし、受け止めて、自分の中に取り入れ、教訓に変えることもできます。もしそれができれば、私たちはもっと賢くなれますし、新たな出来事が起きた際に、過去の経験を生かすことができるようになるでしょう。

質問 5. あなたが来年、成し遂げたいことは何ですか?

 もしくは、「どうすれば来年を過去最高の年にできますか?」でもいいかもしれません。これらを来年の目標としましょう。
 来年の年末、どうすればあなた10段階中、10の評価を付けることができるでしょうか?来年どのようなことを成し遂げたいですか?どのような夢をかなえたいですか?それらを書き出してみて、あなたの来年の目標を設定しましょう。

質問 6. 新たに身につけたい習慣はなんですか?

 目標達成の秘訣は、いい習慣を身につけることにあります。どのような習慣を新たに身につけたいですか?瞑想、運動、早寝早起き、十分に水分を取る、などいろいろあるかと思います。いい習慣を身につけていくことで、自然にいい人格が養われることでしょう。

質問 7. 目標を達成するための具体的な次の一歩は何ですか?

 書き出すだけでは実現できません。すべて実行するものです。具体的なアクションを日付入りで書き出してみましょう。そして、あとは実行するのみです。


12月は上記のような振り返りができる絶好の月ですね。
今週末、じっくり考えてみたいと思います。

2010年12月13日月曜日

NEWS: Peace Prize awarded in absentia



今日の記事はaljazeeraより、ノーベル平和賞授与式の話題です。

Peace Prize awarded in absentia

The Nobel Peace Prize has been awarded in Oslo, Norway, but without the presence of laureate Liu Xiaobo, a jailed Chinese dissident.
An empty chair represented the 54-year-old writer and former professor, after the Chinese government barred him and his wife from attending the ceremony on Friday.

ノーベル平和賞授与式、受賞者欠席のまま開催

ノーベル平和賞の授与式がノルウェーのオスロで開催された。しかし、中国の反体制派であり投獄中の身の受賞者、劉暁波氏欠席のままの開催となった。
中国政府が同氏を投獄し、彼の妻も金曜日の式典に参加できないようにしたため、54才のライターであり元教授が座るはずだった椅子は空席のまま式典は進められた。


今回の授与式について、中国国営新華社通信は「政治的な茶番劇」と非難する論評記事を配信したそうです。メディアが統制されていることもあり中国国内では今回の出来事はあまり大きな騒ぎになっていない一方、授賞式に出席した在外の中国人民主活動家にとっては大変大きな出来事だったようです。中国人民主活動家のとりまとめ役の楊建利氏は「今回の授賞式はノーベル平和賞の歴史の中で最も感動的だった。委員会の勇気ある決定に感謝したい」と述べたそうです。

2010年12月12日日曜日

NEWS: Bluefin Tuna Endangered by Overfishing



今日はみんなが大好きなマグロが絶滅の危機に瀕しているという記事です。

Bluefin Tuna Endangered by Overfishing

Predatory fish are at the top of the ocean food chain. They help keep the balance of marine life in check. Without their eating habits, an overabundance of smaller organisms might affect the entire underwater ecosystem. Some scientists say such a shift could lead to a total collapse of the oceans. Yet so far, those in charge of regulating international fisheries have done little to protect at least one
endangered species.
Scientists say this species is on the brink of extinction… and it is all our fault.

http://www.voanews.com/english/news/asia/Bluefin-Tuna-Endangered-by-Overfishing--111159869.html

乱獲でクロマグロが絶滅の危機

肉食性の魚類は食物連鎖の頂点に立っており、彼らは海の生態系のバランスを保っている。彼らの存在がなければ、小さな生き物が増えすぎアンバランスになり、海の生態系に影響を及ぼしかねない。科学者の中にはこのような変動が海全体を破壊すると言っている人もいる。ところがこれまで、国際的に漁業を規制する立場にある人たちは少なくとも絶滅の危機に瀕しているクロマグロについては、ほとんど対策を講じてこなかった。
クロマグロは絶滅寸前であり、このことはすべて我々の責任によるものだと科学者は述べている。


すしネタとして絶大な人気を誇るクロマグロですが、ある調査結果によれば、絶滅の危機にあるそうです。そればかりか、クロマグロのような大型魚類の減少は海の生態系を著しく破壊する可能性があるそうで、世界的にはクロマグロ業は今すぐにでもやめるべきだという声が高まってきているようです。
クジラにしてもマグロにしても、漁業の禁止は日本の食文化の危機です。禁止に反対するだけではなく、一つの調査結果だけでなく、他の調査結果も踏まえて真実を正しく把握し、いかにコントロールしながら漁を継続していくかが重要でしょう。

2010年12月7日火曜日

NEWS: Hogan seeks compensation



写真の顔を見て「あっ」と思った人はなかなかの映画通かもしれませんね。今日のニュースは The Sydney Morning Herald からクロコダイルダンディことポール・ホーガン氏の話題です。

Hogan seeks compensation

PAUL HOGAN is demanding a multimillion-dollar compensation payout and an apology from the federal government after the Australian Crime Commission dropped its five-year, $10 million investigation into alleged tax fraud by Hogan and his partner, fellow comedian John
Cornell, and their financial adviser Tony Stewart.
The ACC announced on November 23 it had scrapped the investigation because there were ''insufficient prospects of securing convictions''.


ホーガン氏、賠償を求める

ポール・ホーガン氏が政府に対して数百万ドルの損害賠償と謝罪求めている。ホーガン氏と彼のパートナーであり仲間のコメディアンのジョン・コーネル氏、財務顧問のトニー・スチュアート氏と共謀して行ったとされる脱税を暴くためにオーストラリア犯罪委員会が5年と1000万ドルをかけて行った調査の結果、ホーガンを立件することができなかったためだ。
同委員会は11月23日に「有罪と結論付けられる見込みがない」という理由で、調査を打ち切ったことを発表した。

ワイルドの代名詞と言っても過言ではないあのクロコダイルダンディももう71歳だったのですね。
事件に関して真実はわかりませんが、子供のころのヒーローはいつまでもヒーローであり続けてほしいものですね。

2010年12月3日金曜日

NEWS: Space scientists find simple is best


今日はasahi.comから小惑星探査機はやぶさに関する話題。

Space scientists find simple is best

After an epic 6-billion-kilometer mission using the most complex technology, researchers working with the Hayabusa space probe found that sometimes the old engineers' adage "if it doesn't work, hit it" yields results.

The scientists spent days retrieving particles from the Hayabusa capsule that landed in the Australian Outback on June 13, diligently employing electron microscopes and specially made tools to spot and remove each grain.

http://www.asahi.com/english/TKY201011300334.html


科学者の教訓は「シンプル イズ ベスト」

最高のテクノロジーを用いた壮大な6百万キロの旅路の果てに、宇宙探査機ハヤブサのミッションに従事した研究者が得た経験、それは昔のエンジニアがよく使う格言でもある「動かないなら叩いてみろ」が結果を出したということであった。
科学者は6月13日にオーストラリアのアウトバックに着地したハヤブサの機体から物質を検出するのに何日も費やしたが、その作業は電子顕微鏡と特別に開発された機器で物質を一粒残らず見つけて取り出すという地道なものであった。


容器の中から電子顕微鏡と特別な機械を使って長い時間をかけて微粒子を取り出していたわけですが、もう何も入っていないと思って容器を逆さにしてポンポンと叩いたところ、なんと百個以上の微粒子が出てきたそうです。研究者は「・・・最初からこうしてればよかった・・・」ともらしたとか。単純な方法が一番良い結果を生むこともあるというお話でした。

2010年8月27日金曜日

ソーシャルメディアの影でにわかに活気付く新ビジネス「Internet Reputation Manager」


ソーシャルメディア先進国のアメリカでいま活気付いているビジネスの一つに「Internet Reputation Manager」があります。
「Internet Reputation Manager」はその名の通り、有料でインターネット上の評判をマネージメントしてくれるプロフェッショナルです。

サービスプロバイダーによって提供される内容は異なりますが、主に次のようなことをやっているようです。

  • クライアントのプロフィールページを強化、ビジネスに貢献するようにする。
  • クライアントにとってネガティブなコメントや投稿がなされていないかを監視する。
  • クライアントにとって都合の良い情報が検索上位に来るようにし、都合の悪い情報を検索上位に表示させないようにする。
  • オンライン上のデータベースからクライアントの情報を削除する。

費用は、これもサービスプロバイダーによって異なりますが、ある企業では一回に$2,000ドルから$10,000ドル、別の企業では毎月$10から年間$1,000で常時監視を行うといった具合です。

お金をかけてまでインターネット上の評判を管理してもらうくらいだったら、最初から何も記録しなければいいじゃん!と思ったりもしますが、ソーシャルメディアを使い始めたばかりのころは、要領がわからずにいろいろやらかしてしまうもんなんですね。
マイクロソフトが最近発表したところでは、アメリカでは企業の人事担当者のうち78%が候補者をスクリーニングするためにインターネット検索を使い、63%は候補者をリサーチするためにSNSを見ているという調査結果も出ており、インターネット上の情報も馬鹿にできなくなってきているのでしょう。

はたして、日本でもこの手のビジネスが活気付くのでしょうか?

ちなみに私の予想はNoです。
理由として、日本ではそもそも実名を公表する文化ではないこと、さらに、今後はよりソーシャルメディアサイト側でプライバシーのコントロールができるようになると予想されることが挙げられます。

日本でも今後「ソーシャルメディアコンサルタント」みたいな怪しげな肩書きを持った人をみかける機会が多くなることは容易に想像できますが、その多くは淘汰されていくでしょうね。

For a fee, digital dirt can be buried - The Boston Globe
http://www.boston.com/business/technology/articles/2010/08/26/for_a_fee_digital_dirt_can_be_buried/

2010年8月26日木曜日

オンライン英会話「レアジョブ」を始めました!

今までだまっていましたが、わたし、Skypeで英語の勉強を始めました。
今月の初旬から初めて、そろそろ一ヶ月になろうとしているので、このあたりで感想や気づいたことをまとめておこうと思います。
もし、オンライン英会話を検討している方がいらっしゃれば参考にしていただければと思います。

■利用しているサービス

 『英会話ならオンライン英会話のレアジョブ』
  http://www.rarejob.com/
  特徴:
  ・スカイプをつかってフィリピンの
   人と英会話。
  ・1日25分、毎日やっても
   月額5,000円。


そもそも私がこのサービスを知ったのは、わたしの元同僚の女の子がTwitter上で、レアジョブで英会話を始めたことをつぶやいていたことがきっかけでした。また同じ時期に日経MJに「レアジョブ 企業の英語研修用サービスも提供」のような記事が載っていて、これは良いかもと思ったことがオンライン英会話を始めるきっかけでした。

さっそく登録して始めたのですが、今日までにいろいろと気づいた点がありましたので、ここに挙げていきたいと思います。
まずは良いと思った点から。

■良いと思った点

 とにかく安い
  驚きの価格。1日25分、毎日やっても月額
  5,000円。「安くても講師のレベルが低い
  のでは?」という人がいるかもしれませんが
  私の英語レベル自体、優秀な講師を必要と
  するレベルに達していないので、はっきり言
  ってこれで充分です。

 時間の負担が小さい
  レッスンは25分単位。毎日、なんだかわから
  ないけど忙しい私にとっては、コレくらい
  短い単位でレッスンできるのは本当に
  助かります。
  しかも毎日インターネットから好きな時間帯
  (20:00以降)を選べ、変更も何度もできる
  ので、かなり融通がききます。
  キャンセルは1時間前までにすればOK。
  ただし、無断欠席しちゃうとペナルティで
  1ヶ月のうち受講できる回数が減ってしまい
  ます。(例えば8月だったら最大31日レッスン
  を受けられるところが、一回無断欠席をする
  と-1日されて30日とか。

 自分の好きな講師を選べる
  いろんな講師がいます。自分の気に入った
  講師を選んで予約することができます。

 場所を選ばない
  私はiPhoneのSkypeアプリを使って通話し
  ています。パソコンの前にいる必要はありま
  せん。飲みに行った日、帰宅途中にレッスン
  時間になってしまい、電車の駅でレッスンを
  したことも。
  なんというか、便利な時代になりました。

 飲みながらでも受講可能
  緊張もお酒を飲みながらだと少しは和らぐ
  かも。えぇ、私は毎日いっぱい飲んでから
  英会話してます。私にとってはありがたい。

 毎日いろんな人と話せる
  基本的に大学在籍中か、大学を卒業した
  ひとが講師という前提はありますが、様々な
  バックグラウンドを持った人と話すことがで
  きます。勉強としての英会話もいいですが、
  講師と世間話をすることがそれ以上の勉強
  になることもあります。
  毎日、マンツーマンでいろんな人と話す。
  気分はタモさんです。言い過ぎました。

と、コレだけをみればかなり魅力的なサービスだと思います。でも反対に、注意しないといけない点というのもあって、以下にそれを挙げます。

■注意が必要と思った点

 講師のレベルがバラバラ
  ほんとうにバラバラです。訛りが強い人も
  いれば、きれいな英語を話す人もいます。
  先生っぽくしっかりとフィードバックをくれ
  る人もいれば、たまに不自然なくらい
  テンション高い人とかもいます。恐れる
  必要はありませんが、人によっては
  当たり外れを感じるかもしれません。

 通信環境が弱い
  日本を基準に考えてはいけません。回線が
  弱いのか、通話がよく切断されます。これも
  講師によって通信のクオリティがバラバラで
  す。最初はびっくりしましたが今はもう馴れ
  ました。ホントかどうかはわかりませんが、
  停電なんかもあるようです。


上記のような特徴があるオンライン英会話ですが、やっているうちに、こうすればもっと有効に使えるのではないかというアイデアがいろいろと沸いてきたので、それも挙げておきたいと思います。


■レアジョブをフル活用するためのTips

 まずはたくさんの講師と話す
  前述したように、講師のレベルはバラバラ
  です。最初にあたった講師の質でこのサー
  ビスを判断してはいけません。最初のうちは
  とにかくいろんな講師と話してみることを
  オススメします。
  そしてレッスンの後、その講師について自分
  なりにメモを残しておくことが重要です。
  私の場合は、それぞれの講師について、
   -学生か、社会人か
   -専攻は何か、仕事は何か
   -発音はどうか、訛りひどくないか
   -通信の快適さはどうか
   -丁寧にフィードバックしてくれるか
  などを中心にメモしています。このメモが
  後で役に立ちます。
  通信環境が悪く、よく通話が切断される講師
  には二度と予約はいれません。良い講師は
  週に1回くらいリピートするのが、私にとって
  良いペースに思えます。

 Webカメラは必須ではない
  あればいいけどなくても全然困りません。
  私は最初Let's note(7年前に購入)とWeb
  カメラを使ってやっていましたが、Skypeが
  重く、iPhoneの方が快適なので最近は
  ずっとiPhoneでやってます。iPhoneの
  SkypeアプリはWebカメラに対応していま
  せんが、まぁ、困ることはありません。

 自分で会話のネタを用意しておく
  教科書的な英会話も必要かもしれませんが、
  自分の得意な話題でfree conversationする
  のがオススメです。自分の得意な分野なの
  で、会話をするために必要な知識はある
  はずですし、例えばそれが仕事に関連する
  分野なら、自分の知識を整理できるという
  副次的な効果も期待できます。(私もまだ
  そこまではなかなかできていませんが。)

 Twitterで公開する
  レアジョブには、レッスンが始まったと同時
  に、自分がレッスン中であるということを
  自動的にTwitterに投稿する機能があり
  ます。
  私がレッスン中だということなんて誰も気に
  していないと思いますが、これは自分に対
  する宣言にもなって、意外に継続のモチ
  ベーションとなっている気がします。


 仲間?ライバル?を作る
  元同僚の女の子が先ほどの機能でレッスン
  していることをTwitter上でつぶやいている
  のをみるとやっぱりモチベーションが
  上がります。

 オンライン英会話だけじゃだめ、基礎こそ重要
  私の場合、最初の2、3日はとても自分が成長
  している気がしたのですが、しばらくすると
  「うーん、成長してるのかな?」と思う
  ようになりました。そして気づきました。
  明らかに基礎学習不足です。英語の基礎
  を身につけるために英会話をするのは
  ちょっともったいない気がするので、基礎
  はお得意の参考書や単語集などで身に
  つけて、英会話はそれを実践する場にする
  のが理想的に思えます。応用というのは
  基礎ができていればこそ発揮できるもの
  だと思うので。
  ちなみに私はいま、毎日コツコツとボキャ
  ブラリーを増やすようにしています。
  「英語力は単語力だ」って誰かが
  いってた気がします。

いかがでしょう。参考になったでしょうか。
オンライン英会話はレアジョブだけではありません。「アイトーク」とか「スカイトーク」といったところも同様のサービスを展開しています。いずれのサービスも無料でお試しができるので、比べてみるといいかもしれません。(私はレアジョブしか使ったことがないのですが、他も評判は悪くないようです。)

そんなわけで、最近まじめに英語をトレーニングし始めたので温かく見守っておいてください。

2010年8月25日水曜日

電子書籍で進化する読書スタイル

皆さんはもう電子書籍を試しましたか?
電子書籍は日本ではiPadの発売時に特に大きな話題となりました。また、最近ではDNPと凸版が手を結び、電子書店事業展開に向けて業界団体を設立したことがニュースとして取り上げられていました。

今年は特に話題の多い電子書籍ですが、メリットの観点からは、次のようなことが挙げられます。

 ・省スペース
 ・欲しい時に購入できる
 ・物流コストがかからないため安く購入できる
 ・書籍内を検索可能
 ・辞書内蔵
 ・購入した書籍を複数のデバイスで読むことができる
 ・(著者にとって)これまでとは比較にならないくらい出版のハードルが低くなる

このように多くのメリット(の可能性)をもつ電子書籍ですが、最近私がKindleで読書していて改めて感じているのは「ネット接続による新たな読書スタイルの可能性」です。

上記ではネット接続により実現されるメリットとして「欲しい時に購入できる」や「物流コストがかからないため安く購入できる」などを挙げていましたが、個人的にはそれ以上に「情報や感想を共有できる」という点に注目しています。

例えばKindleの場合、OSのバージョンが2.5から「Facebook & Twitter投稿機能」と「ポピュラーハイライト機能」が追加されました。「Facebook & Twitter投稿機能」は読んでいる本から文章を引用してFacebook & Twitterに投稿できる機能、「ポピュラーハイライト機能」は、いま読んでいる本のどの部分に他のKindleユーザがハイライトを入れているか確認できる機能です。

ウェブサイトでは「はてなブックマーク」など、ブックマークをインターネット上で共有するいわゆるソーシャルブックマークと呼ばれるサービスがありますが、「ポピュラーハイライト機能」はこれを書籍上でできるようにしたイメージに近いかもしれません。例えば、話題の引用や最新の引用などが分かれば、自分が読みたい本を探す際の手助けになるでしょうし、著者にとっても読者がコンテンツに対してどのような情報や意見を追加しているのかを知ることができるという点で大きなメリットとなるでしょう。これまでは読者のフィードバックを得ようとすると、アンケートなどで集める必要がありましたが、電子書籍ではその仕組みがすでに提供されているのです。
また、同じ本を読む読者同士がつながることができるという事も非常に興味深いポイントです。これまでは「本は一人で読むもの」でしたが、今後は「本はみんなで読むもの」になるかも知れません。電子書籍は今後の読書スタイルも変える可能性があるでしょう。
(まあそこまでいかなくても、他の人のアンダーラインって単純に参考になりますよね。)



すでに電子書籍をお使いの方にとっては、「いまさら何いってんの?」という感じかも知れませんが、こういうことは使ったことがなければ意外と見えてこないことだと思ったので、ここでメモしておきます。

2010年8月4日水曜日

MBAのカリキュラムにも導入されるTwitter


The Differentiated MBA By opensourceway opensource.com

ビジネスマンに非常に人気の高い認定精度のひとつに「Master of Business Administration」があります。通称「MBA」と呼ばれ、日本語では経営学修士号とも訳されますが、皆さんの中にもMBAの勉強をされた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

高い人気の理由のひとつとして、MBAは知識の習得ではなく実践的なスキルアップを目的としている点が挙げられます。マーケティング、ファイナンス、人的資源管理など経営実務に必要な専門知識とビジネスリーダーとして活躍できる論理的思考力などのスキルを身につけられるという点が広くビジネスパーソンに支持されているのです。

本当にビジネスの現場で役に立つスキルを身につけることを目的としているMBAですが、最近MBAのカリキュラムにTwitterやFacebook等のソーシャルメディアが追加されるケースが急増しています。ここ一年だけでも、Harvard Business SchoolやColumbia Business Schoolといった有名なビジネススクールを含む少なくとも6つの学校でMBAのカリキュラムにソーシャルメディアが導入されています。

この背景には、ソーシャルメディアを非常に重要な位置付けとして捉える企業の姿があります。PanasonicやCitigroup、AT&Tなどの企業はFacebookやTwitterを活用し顧客との関係構築に力を入れていますが、これらの企業の間にはすでに専門のソーシャルメディアディレクターを雇用する動きが出ており、キャロル大学で情報システム学准教授を務めるGallaugher氏も「ソーシャルメディアに関するスキルは非常に希少価値が高い。そして今、企業はそのようなスキルを持った人材を求めている」と述べています。

もちろん、MBAで身につけるのはソーシャルメディアに関する基本的な知識だけではありません。例えば、ソーシャルメディアを通して以下のような課題にどのような方向性を示せるかるかなどがテーマの一つとなります。

 -企業として、どのように公式ページを構築すればよいか。
 -ソーシャルメディアを使ってどのように顧客のエンゲージメントを向上させるか
 -ブランドに関して消費者はどのようにとらえているか
 -新たなビジネス機会をどのように発見するか
 -カスタマーサポートをどのように改善できるか

中には、実際の企業と協働でプロジェクトを進め、経験を通して実践的なスキルを身につけることができるカリキュラムもあるようです。こうしてソーシャルメディアでリーダーシップを発揮できる人材を育てているのです。
これからは、ビジネスマンの必須スキルに「ソーシャルメディア」が加わりそうですね。
Source:
B-Schools All A-Twitter Over Social Media
http://www.businessweek.com/bschools/content/jul2010/bs20100726_143420.htm


P.S.
と、ここまでは、海外のの話ですが、この流れはいずれ日本でも起こるでしょう。
ただし日本の場合、企業が直接ソーシャルメディアディレクターを雇用するまでにはもう少し時間がかかりそうな気がしています。
日本では来年から再来年にかけて、企業のソーシャルメディアディレクターをアウトソースする「ソーシャルメディアエージェンシー」のようなビジネスがちょっとしたブームとなると私は予想しています。これはブランドのキャンペーンを扱う代理店というよりは、むしろPRエージェンシーに近いかもしれません。そこにメンバーシップの事務局の様な側面が加わるイメージです。何言ってるかわかりませんよね(笑)

まぁとにかく新しいビジネスの香りがする今日この頃なのです。

2010年7月29日木曜日

Twitter最高齢ユーザー Ivyおばあちゃんが死去

イギリス時間の7/28未明、Twitter最高齢ユーザーとして有名だったIvy Beanさんがお亡くなりになりました。享年104歳でした。

Ivyおばあちゃんは今から一年以上前の2009年5月13日(当時103歳)にTwitter参加しました。つぶやきは、今日食べたもの、お出かけしたこと、ゲストがうちに来た話など、本当に日常の些細なことばかりだったのですが、一つ一つのつぶやきがなんだか幸せそうで、私もファンの一人としてフォローをしていました。

ちなみに彼女のTwitterのアカウントは「ivybean104」です。アカウント名に年齢を入れちゃってるので、みんなから「105歳になったらどうするの?」と聞かれて、彼女は「そのときはivybean105を使う」と答えていたのですが、もしかすると自分の死期を知っていたのかもしれませんね。

スタッフのPatが彼女のアカウントで次のようにtweetしていることからも、スタッフと56,000人を超えるTwitterユーザーに見守られて、とても安らかな最後だったようです。



温かいつぶやきをたくさんありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。



Other source:
Ivy Bean: World's Oldest Twitter User Dies
http://newsfeed.time.com/2010/07/28/ivy-bean-worlds-oldest-twitter-user-dies/

2010年7月27日火曜日

ソーシャルメディアがオークションに再び挑む日

皆さんの中には、以前に「わぁでぃ」や「じゃマール」という雑誌があったのを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。これらの雑誌は個人広告情報誌と呼ばれ、いわゆる個人の「売ります・買います」や「仲間募集」などの情報が掲載された有料の雑誌で、90年代中盤から後半にかけてちょっとしたブームとなりました。

ところがこれらの雑誌は90年代後半に軒並み姿を消すことになります。原因はインターネットの普及でした。インターネットが一般に普及するにつれ、それまで個人広告情報誌に掲載されていたような情報はインターネットでやり取りされるようになったのです。特にインターネット上のオークションサイトの存在は大きく、個人間売買の市場はインターネットに大きくシフトしていきました。

ここ最近インターネット界隈ではソーシャルメディアがブームですが、歴史を振り返ると、私は前述の個人広告情報誌も立派なソーシャルメディアだったなぁと思うのです。
そこでふと考えたのが、個人間売買に関してはオークションサイトよりむしろ、ソーシャルメディアサイトの方が適しているのではないかということです。

そんなわけで、米国の事例を少し調べてみたところ、「Kelley Blue Book」の事例を見つけました。
Kelley Blue Bookはもともと中古自動車の売買情報をローカル誌として提供している会社です。そのKelley Blue Bookがソーシャルメディアサイト向けに販促キットを提供しているのです。このツールキット、なかなか面白くて、自分が売りたい車の情報を登録するとFacebookやTwitterで共有するためのページとリンクを作ってくれたり(SNS上に表示するための看板を作ってくれるイメージです)、車体に貼り付ける用の広告をプリントアウトすることができます。ちなみに車体貼付用の広告にはバーコードが印刷されており、それを携帯で読み取って、サイトにアクセスすると車のスペック情報などが見れる仕組みです。さらにiPhone用のアプリも提供されています。



Kelley Blue Bookによると、ソーシャルメディアサイト上で中古車が売りに出された数は2008年には130万台(そのうち79万台で売買成立)、2009年にはそれが190万台(うち130万台で売買成立)に増加、今年は取引が200万台を超える可能性も考えられます。

取引量が増えている要因として、ソーシャルメディアサイト自体の利用者が増加していることが考えられますが、別の要因として、ソーシャルメディア上の取引は「相手が見える安心感」があるということが挙げられるのではないでしょうか。これは既存のオークションサイトには無い特徴だと言えます。このような特徴がうまく活用されればソーシャルメディアサイトがオークションサイトの競合になる可能性も十分考えられます。(ただし、日本ではまだほとんどが匿名でのソーシャルメディア利用で、それがこの流れの足かせになる可能性はあります。)

また今後はオークションに限らず、ソーシャルメディアというプラットフォームを利用して、個人と個人、個人と企業の取引の仲介を行うようなビジネスモデルが増えることは間違いないでしょう。

source:
Seller's Toolkit - Kelley Blue Book
http://www.kbb.com/sellers-toolkit/

2010年7月24日土曜日

ソーシャルメディアモニタリングツールを評価する際の5つのポイント

イギリスの調査会社のFreshMinds Researchが主要なソーシャルメディアモニタリングツールの比較に関する白書を発表しました。

白書では、ソーシャルメディアモニタリングツールの評価項目として以下の5つを挙げています。

 1.カバレッジ
  カバーするメディアの種類、地域などそのデータがどこから収集されているか。
  ツールによってカバーする範囲は大きく異なる。

 2.センチメント分析(感情分析)
  ツールによる完璧なセンチメント分析は存在しない。センチメント分析機能の
  は大変有用だが大切なのはツールの限界を理解して使用することだ。
  分析の正確性もツールによっては、アグリゲートレベルで59%から87%と大きく
  異なる。これが個々の投稿レベルになると正確性はもっと低くなり、平均で
  全投稿のうち30%程度しかポジティブ/ネガティブを判別できていない。

 3.会話の地域特定
  その会話(投稿)がどの地域行われているかをどのように特定しているか。
  ツールによって地域特定の方法も異なる。

 4.会話のボリューム
  なにを投稿とみなすのか。リツイート、スパム、広告などの処理の方法はツールに
  よって異なる。良いリサーチャーなら知っているように、必ずしも
  サンプルサイズが大きければ大きいほど良いということではない。また重複を
  どのように処理するかはすべてのツールにとって重要な課題である。

 5.データの即時性
  会話がツールに収集されるスピードはクローラーの巡回頻度やツールがデータを
  処理するのに要する時間に制限される。これはツールのアラート機能としての
  有用性を左右する。

白書ではこれらの項目で主要なソーシャルメディアモニタリングツールを評価し、ポジショニングを行っていますのでご興味のある方はご覧ください。

 A comparison of Social Media Monitoring Tools
 http://shared.freshminds.co.uk/smm10/whitepaper.pdf

ただし、上記はあくまでツールを評価する際のポイントであって、サービスの導入を検討する際のポイントでは無いことを意識しましょう。ツールはあくまでツールであって、実際には導入やトレーニングをサポートする体制や分析の結果に対する洞察力やコンサルティングサービスの方が重要であることの方が多いでしょう(そういった意味では先日当ブログでも取り上げた「The Forrester Wave™: Listening Platforms, Q3 2010」がより参考になるかもしれません)。

FreshMindsは白書の最後で次のように述べています。
In our opinion, to get real value from any social media monitoring tool ongoing human refinement and interpretation is essential. Buzz tracking opens up opportunities for insight, but it is worthless without sufficient people resource and internal processes to act on salient information.
ソーシャルメディアモニタリングツール導入の際は、上記で挙げたような評価項目でツールの仕様を理解しつつ、最終的にはそれを利用する側の体制、サポートする側の体制も重視してサービスを選定することが重要だと言えるでしょう。

2010年7月21日水曜日

企業のソーシャルメディア活用4レベルとソーシャルリスニング

最近、「バズ分析ツールをどのように活用すればいいか」という相談を受けることが多くなりました。
しかし、この質問に答えるにはまず「企業として、ソーシャルメディアをどのように活用するか」が明確になっている必要があります。

実際、ソーシャルメディアの活用の範囲は広く、人と話す際にお互いイメージしているものが異なるケースもあり、何かモノサシとなるものがないかと考えていました。ふと、企業のソーシャルメディアの活用レベルに対応させてバズ分析の内容を分類するとわかりやすいかもしれないと思い、自分の頭の中を整理する意味で以下の表を作成してみました。



最近はTwitterを利用したキャンペーンを良く見かけますが、こうして分類すると現在の国内の事例は「Level1. 消費者の声に耳を傾ける」を跳ばして「Level2. 情報を発信する」に集中していることがわかります。現在「Level2」のみを実施している企業が「Level1」や「Level3」にソーシャルメディアの活用の範囲を広げるようになって初めてバズ分析ツールが重要視されるのだと思います。そして今後そのような企業が増えることは間違いないでしょう。

上図につきまして、ご意見等がございましたらぜひお聞かせください。

(ちなみに上図には「ソーシャルリスニングは、全てのレベルで必要」というメッセージも含まれています)

2010年7月20日火曜日

ビデオ版Google Analytics登場?!

オンラインビデオサービスのtubemoguleが高機能なオンラインビデオ解析ツールを無償で提供し始めたようです。
各種メディアでも取り上げられ、TechCrunchでは「ビデオ版Google Analytics」として紹介されています。

ブライトコーブや主要動画共有サイトやSNSサイトに対応していて、さらに独自のプレイヤーにも対応可能というこのサービス。
私も週末に試してみたいと思います(とりあえず、テストのためセットアップしてみましたが、最初はデータが入ってくるまでに少し時間がかかるようです)。

レポートメニューをみると「Engagement(Audience drop)」や「Attention Span」まであって、もし簡単にしかも無料でこのようなレポートが使えてしまうのであれば、既存の有料ツールの存在意義が問われることになりそうです。

TubeMogul Makes InPlay, Its Google Analytics For Video, Free
http://techcrunch.com/2010/07/14/tubemogul-analytics-video/

TubeMogul InPlay Analytics Overview
http://www.tubemogul.com/about/inplayoverview

英語で授業する大学が増加

たまにはインターネット以外のトピックも。

以前から日本の英語教育は、実際には使い物にならないと批判されてきました。
このような状況を何とか是正するために今、教育の現場では英語を使った授業を取り入れる学校が多くなっているとの事です。
少し古い統計になりますが2008年度には190あまりの大学が英語学習以外の科目で英語を使って授業を実施していることがわかりました。

Source:
 ・More colleges offer courses taught in English

これから国内のあらゆるビジネスで海外進出するケースが増えることは間違いありません。
その際に、日本人にとって英語が障壁になるケースが多く、国際競争力をつけるためには本当に使える英語を身につけることが急務となっています。そのような観点からも上記のような取り組みは推奨され、今後特別なことではなくなるでしょう。

これは学校だけではなく企業でも同様のことが言えます。最近は楽天が社内の公用語を英語にすることで話題になりましたが、これくらいしないと使える英語は身につかないものなのかも知れません。私の勤務している企業はいわゆる外資系ですが、実際社内はめちゃくちゃドメスティックで、最近になって英語を使う頻度が増えてきていてとてもあせっています。勉強しないと。

2010年7月19日月曜日

GoogleがAndroidで絶好調 - モバイル検索が半年で300%の伸び

Googleが先週の木曜日に電話会議で実施した2010年第2四半期の収支報告では、Android事業が非常に好調な様子が明らかになりました。

 ・Androidデバイスにおいては、もっとも人気が高いアプリはWebブラウザーで、
  第一に検索が利用されている。
 ・Android上での検索は2010年前期だけで300%の成長を見せている。
 ・(具体的な数値は発表されていないが)モバイル検索は、デスクトップ検索の
  成長を妨げることなく、同様に成長している。
 ・一日160,000台のAndroidデバイスが新たに契約されている。
 ・The Android Marketも同様に成長している。現在、70,000種類のアプリが
  公開されており、これは今年4月に報告された30,000より大きく伸びている。

これまでiPhoneの独壇場だったスマートフォン市場にGoogleが着実に切り込んできていますね。今後しばらくはAndroid vs iPhoneの構図が続きそうです。

Source:
 ・Google Inc. Q2 2010 Earnings Call Transcript

2010年7月18日日曜日

Twitterの新たな広告メニューはGrouponキラーとなるか?

Twitterが新たな広告モデルの検討を進めています。
「Earlybird Offers」と呼ばれるこのサービスは、今アメリカで大変な勢いで成長しているGrouponに代表される「クーポン共同購入サービス」で実現していることをTwitterの広告メニューとして提供しようというものです。

仕組みとしては、Twitterは広告主から募集したスペシャルオファーを「@earlybird」アカウントのつぶやきとして発信します。Twitter利用者は「@earlybird」をフォローすることでそのスペシャルオファーをリアルタイムに知ることができ、興味があれば購入することが可能です。
この取り組みはまだ試験運用段階でまだ米国でしかサービスが提供されていませんが、うまくいけば提供地域を拡大していくようです。



ちなみに@earlybirdの最初のスペシャルオファーは、ディズニーの最新作The Sorcerer's Apprentice(邦題: 魔法使いの弟子)映画のチケットが2枚が1枚分の価格で買えるというものでした。



アメリカではGrouponが利用者数ならびに売り上げを大きく伸ばし、日本でも以下のようなGroupon類似サイトが雨後の竹の子のように登場してきていますが、Twitterが提供するこの広告メニューがこれらのサイトにとって大きな脅威になる可能性も考えられます。これから数ヶ月の動きに目が離せないですね。

国内のGroupon類似サイト(順不同):
 ・iCoupons.jp (http://icoupons.jp/)
 ・KAUPON (http://kaupon.jp/)
 ・Piku (http://www.piku.jp/)
 ・Pomparade (http://pomparade.jp/)
 ・Q:pod (http://qpod.jp/)
 ・Qpon (http://qpon.jp/)
 ・ミナワリ (http://www.minawari.jp/)
 ・みんクー (http://mincou.jp/)

Source:
 ・Twitter Help Center
 ・Earlybird Offers (earlybird) on Twitter

2010年7月17日土曜日

ソーシャルリスニング分野においてはConverseon、Nielsen、Radian6が業界の牽引役 - Forrester Researchがレポート

独立系調査会社のForrester Rsearchは7月12日に発表した「The Forrester Wave™: Listening Platforms, Q3 2010」において、ソーシャルリスニング分野においてはConverseon、Nielsen、Radian6が業界の牽引役であるとの見解を示しました。



しかしこのレポートみると、ソーシャルリスニングというものが、すでにツールの話ではなくなっているということが良くわかりますね。

Source:
 ・The Forrester Wave™: Listening Platforms, Q3 2010
 ・BuzzMetrics Named a Leader in Independent Research Report On Listening Platform Companies

2010年7月16日金曜日

映画化されたFacebook「The Social Network」の予告編フルバージョンが公開

日本では今日あたりからスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」がバズり始めていますが、ソーシャルメディア界ではアーロン・ソーキン脚本、デビッド・フィンチャー監督の「The Social Network」の予告編のフルバージョンが公開されて話題になっています。



私も早速見ましたが、最初にイメージしていたものよりも面白そうで、かなり本編を観たくなりました。
米国では10月公開のこの映画、ぜひ日本でも同時公開してほしいものです。

ところで、もし日本で同時公開されるとしたら、それに合わせてFacebookそのものに対しても大きなプロモーションが実行されるはずです。映画の内容次第では、日本での利用者の拡大に寄与するかもしれませんね。

予告編は2分少々の映像ですのでぜひご覧ください。

2010年7月15日木曜日

採用活動でもソーシャルメディアの利用が活発に(海外調査データ)

何かと話題のソーシャルメディアですが、海外では企業利用の一つの形態として人材採用活動にソーシャルメディアを利用する流れがあるようです。
ソーシャルメディア上でリクルーティングプラットフォームを提供する「Jobvite」が人事担当者に対して実施した調査では、企業が人材の採用活動にソーシャルメディアの活用の進めている様子が浮かび上がってきました。

networks for social recruiting

 調査対象企業の
  -83%が今年ソーシャルネットワークを利用して採用を行う予定。
  -46%がソーシャルメディアを活用した採用活動により投資をする予定。
  -36%が求職募集サイトへの投資を減らす予定。
  -80%がソーシャルプロファイルを見ると回答。

景気回復の兆しが見え始め、企業が新たな人材を採用する機会も徐々に増えつつありますが、採用活動にはこれまで以上に費用対効果の高い採用チャネルが求められているようです。

海外では人材採用活動にソーシャルメディアが活用される流れが見えてきましたが、日本ではまだソーシャルメディアを採用活動に利用することが難しそうに思えます。その理由としては、

 ・現状、日本では実名を使ってソーシャルメディアを活用する文化が定着していない。
 ・現状、日本にはLinkedInに変わるサービスが存在しない(あっても浸透していない)。

ということが挙げられます。逆に上記の状況が変われば日本でもソーシャルリクルーティングが活発になる可能性が高いと言えるでしょう。
ソーシャルメディアによって個人と企業がより直接的につながる事ができるようになりつつありますが、日本の就職/転職系サイトはこの動きをどう捉えているでしょうか。今後の動きに注目したいと思います。

Source:2010 Social Recruiting Survey (http://recruiting.jobvite.com/resources/social-recruiting-survey.php)