2010年7月21日水曜日

企業のソーシャルメディア活用4レベルとソーシャルリスニング

最近、「バズ分析ツールをどのように活用すればいいか」という相談を受けることが多くなりました。
しかし、この質問に答えるにはまず「企業として、ソーシャルメディアをどのように活用するか」が明確になっている必要があります。

実際、ソーシャルメディアの活用の範囲は広く、人と話す際にお互いイメージしているものが異なるケースもあり、何かモノサシとなるものがないかと考えていました。ふと、企業のソーシャルメディアの活用レベルに対応させてバズ分析の内容を分類するとわかりやすいかもしれないと思い、自分の頭の中を整理する意味で以下の表を作成してみました。



最近はTwitterを利用したキャンペーンを良く見かけますが、こうして分類すると現在の国内の事例は「Level1. 消費者の声に耳を傾ける」を跳ばして「Level2. 情報を発信する」に集中していることがわかります。現在「Level2」のみを実施している企業が「Level1」や「Level3」にソーシャルメディアの活用の範囲を広げるようになって初めてバズ分析ツールが重要視されるのだと思います。そして今後そのような企業が増えることは間違いないでしょう。

上図につきまして、ご意見等がございましたらぜひお聞かせください。

(ちなみに上図には「ソーシャルリスニングは、全てのレベルで必要」というメッセージも含まれています)